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モロッコにおいて国際協力機構(「JICA」)実証・普及事業での「ポーラスα」の現地実証試験を開始

2015.09.11

(株)鳥取再資源化研究所(本社:鳥取県、代表取締役:竹内 義章、以下「当社」)が国際協力機構(「JICA」)より受託しているモロッコにおける当社製ガラス発泡材「ポーラスα」を活用した乾燥地農業の実証・普及事業(以下「本プロジェクト」)について、現地時間9月10日、現地政府機関であるスス・マッサ地域農業開発公団(Office Régional de Mise en Valeur Agricole du Souss Massa、以下「ORMVASM」)とともに、実証実験を開始致しました。

ORMVASM Abrou所長と弊社代表取締役竹内

(左:弊社代表取締役・竹内、右:ORMVASM総裁・Abrou氏)

本プロジェクトが実施されるスス・マッサ地域は同国の野菜生産の中心地で、同国における全野菜生産量の69%、輸出向け野菜生産量の82%を占めると言われています。一方で、同地域はモロッコ南部、大西洋岸に位置しており年間降水量は300mmを下回り、大規模な野菜・果樹栽培による水利用もあいまって年々地下水位が低下しています。

本プロジェクトでは、現地で主要輸出産品として大規模に生産されているトマト及びインゲンについて、当社製品「ポーラスα」を土壌改良材として活用した場合の節水効果および収量拡大効果を定量化します。今後、ORMVASMおよびモロッコ農業・漁業省による協力のもと、本日植付を行ったトマト及び今後植付を行う予定のインゲンについて、栽培、灌水量、土壌・作物への影響、生産量のモニタリングを実施し、現地における節水効果や農家にとっての費用対効果の確認を通じて、モロッコでのポーラスαの事業性評価を実施します。

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トマト苗を植え付ける弊社代表取締役・竹内(左)及びORMVASM総裁・Abrou氏(右)

当社は今後とも、リサイクルガラスを活用した多孔質ガラス発泡材「ポーラスα」を通じて、食料・水問題をはじめとする地球環境課題の解決に貢献して参ります。

本件に関するお問い合わせ:株式会社鳥取再資源化研究所 上井
TEL 0858-49-6230 FAX 0858-49-6288 e-mail: kamii@t-rrl.jp
以下の当社ウェブサイトからもお問い合わせいただけます。
https://www.t-rrl.jp/contact/

ポーラスαの土壌改良材としての利用方法について、詳しくはこちらをご覧ください。(https://www.t-rrl.jp/applications/soil/
ポーラスαは土壌改良材以外にもフッ素除去、リン除去、水質浄化、脱臭など様々な用途でご利用いただけます。詳しくは、こちらをご覧ください。(https://www.t-rrl.jp/core-tech/