環境省「アジア水環境改善モデル事業」に採択されました
2019.10.02
環境省が実施する「令和元年度アジア水環境改善モデル事業」に採択されました。(環境省による報道発表はこちら)
本事業を通じて、当社製品の発泡ガラス「ポーラスα」を用いた、マレーシアにおけるパーム油工場廃水(Palm Oil Mill Effluent、以下「POME」)処理システムの開発と実証試験を実施します。
廃ガラスをリサイクルして製造される同製品は、微生物担体としての利用できます。ポーラスαに内在する空隙に、廃水中にもとから存在する微生物が棲みつき、廃水をポーラスαに通すと水中の有機物を微生物が分解し、廃水のBODやCODを低下させることが可能です。
今回、当社が事業を実施する世界第2位のパーム油生産国であるマレーシアでは、パーム油の製造工程において大量に排出されるPOMEが、河川の水質汚染や土壌・大気汚染につながり、社会問題となっています。
POMEの処理技術の確立と普及が求められている中、当社は「ポーラスα」を活用した安価・簡便な処理技術の開発と普及を通じて、マレーシアの環境問題の解決を目指します。
当社は引き続き、リサイクルガラスを活用した多孔質ガラス発泡材「ポーラスα」を通じて、水・食料問題をはじめとする地球環境課題の解決や、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に貢献して参ります。
<関連技術>
水質浄化
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